「香港が凄いことになっている」という噂を確かめに香港に行った

実は香港に行くのはこれで2回目

というのも11年前、家族旅行でドバイに行った帰路、遅延で成田に時間どおりにたどり着けず、予定外に立ち寄った地。覚えているのは、空港のホテルと、深夜に何の予備知識もなく無理やり見に行った有名な「夜景」。それも正直、九龍側で見たか香港島側で見たかも覚えていないほど。しかし今、香港は「燃えている」、1984年の返還から守られてきた「一国二制度」。返還から50年は「外交と防衛以外は自治権を認める」というこの制度を揺るがす「逃亡犯条例」の改正に反対する市民が、デモを行い、空港を占拠した。

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そんな「熱い」香港だが、凄い商業施設ができたらしい。

 

 

これが噂の「K11 MUSEA」それはまさに(ラピュタのような)空中都市

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噂のK11 MUSEA、それは九龍 尖東駅真上に存在する。

第一印象は「空中都市」、マチュピチュの空中都市もこのようなものだった。

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そしてもう一つ感じたことは商業施設にもかかわらず「生物」感がものすごい。空中庭園といえるほどの植物の多さ、室内も植物を取り入れたインテリアだ。

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そしてデザインは、ほぼ曲線で構成されている。巨大な生物の内部に入ってゆくような印象だった。

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更にすごいのは、置いてあるもの。家具やオブジェクトなどがすごい数ありその中でもすごいなと思ったのは『3Dプリンター』で作られたものです。

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SHOPも扱っている商品も超一流

カタログや雑誌で見たことはあっても、実際店頭では在庫しないような「そう簡単には売れそうもない」商品が堂々と陳列してある。香港人のデザイン意識やセンスは相当高いことをうかがわせる。

中でもすごかったのが酒屋さんに置いてあったこれ…

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店員さんいわく、値段がつけられないほど貴重な一品とのことでした。

お酒は、飲まないのですがついつい写真をとってしまいました。

 

最後にこのK11 MUSEAは僕が行った時が8月31日だったのでその一週間前にオープンしたとのことでした。

K11を出るとビクトリアハーバーがあり対岸には有名な景色が広がっていて、毎日夜八時になるとライトアップショーがありとても多くの人で賑やかでした。

ぜひ機会があれば行ってみてください!

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